目立ちにくさと装着感に配慮した入れ歯

部分入れ歯を検討するとき、金属の留め具が見えることや、口の中を広く覆う入れ歯の厚み・異物感が気になる方は少なくありません。そこで当院では、見た目に配慮した部分入れ歯として「スマイルデンチャー」と「コンティース」をご案内しています。

スマイルデンチャーは、歯へ掛ける金属製のクラスプを目立ちにくくした入れ歯です。コンティースは、外側から金属が見えにくいだけでなく、口腔内側に配置する金属の面積や厚みを必要最小限に抑えることを目指した入れ歯です。

コンティースのさまざまな設計例

このようなお悩みはありませんか?

01 

入れ歯の金属の留め具が見えることが気になる

02 

人前で口を開けたり笑ったりすることに抵抗がある

03 

入れ歯の厚みや口の中の異物感が気になる

04 

発音や舌の動きを妨げにくい入れ歯を検討したい

05 

ブリッジのために隣の歯を大きく削ることを避けたい

06 

インプラント手術以外の方法で失った歯を補いたい

入れ歯の見た目や装着感は、使用する材料だけで決まるものではありません。残っている歯への掛け方、入れ歯を支える面積、噛み合わせなどを含めた設計が重要です。

当院でご案内する2種類の入れ歯

装着感・薄さへの配慮 

コンティース

Conteeth

コンティースの製作例

口腔内側に配置するチタン部分の面積と厚みを抑え、入れ歯による異物感や発音への影響を軽減することを目指した設計です。

  • 外側から金属が見えにくい設計
  • 口腔内側を覆う面積を抑えやすい
  • チタンによる薄い金属構造
  • 入れ歯の安定性にも配慮
費用
385,000円(税込)〜

金属クラスプを目立ちにくく 

スマイルデンチャー

Smile Denture

スマイルデンチャーの製作例

歯へ掛ける金属製のクラスプを、歯ぐきに近い色の樹脂へ置き換えることで、入れ歯を装着していることが外から目立ちにくいよう配慮した部分入れ歯です。

  • 外から見える金属クラスプを使わない設計
  • 歯ぐきに近い色の樹脂を使用
  • 一般的なレジン床義歯より薄くできる場合がある
  • 少数歯欠損や中間歯欠損などで検討
費用
132,000円(税込)〜

※欠損している歯の本数、入れ歯の設計、使用材料などによって費用が変わります。

コンティースとは

コンティースは口腔内側を広く覆わないように設計できます
コンティースは、歯を失った部分を補う取り外し式の部分入れ歯です。
一般的な金属床義歯では、入れ歯を安定させるために口腔内側を比較的広い金属で覆うことがあります。コンティースでは、3Dレーザープリンターによって加工されたチタンを使用し、金属部分の面積や厚みを抑えた設計を検討できます。
舌が触れる範囲や上顎の内側を覆う範囲が小さくなることで、異物感や発音への影響が少ないと感じられる場合があります。
また、外側から見える部分には金属のクラスプを配置しない設計が基本となるため、入れ歯の見た目にも配慮できます。

コンティースの特徴

01 

口腔内側を覆う面積を抑えた設計

床と呼ばれる入れ歯の土台部分を必要以上に広くせず、舌や粘膜へ接触する範囲を抑えることを目指します。

02 

チタンによる薄い金属構造

3Dレーザープリンターによって加工したチタンを使用します。設計上必要な強度を確保しながら、金属部分を薄くできる場合があります。

03 

外から金属が見えにくい

笑ったときや会話をしたときに見える頬側には、金属クラスプを露出させない設計を検討します。

04 

残っている歯を大きく削らずに製作できる場合がある

ブリッジとは異なり、基本的には欠損部の両隣の歯を被せ物の形まで大きく削る必要はありません。ただし、安定性を高めるために歯の一部を小さく形成する場合があります。

05 

取り外して清掃できる

患者様ご自身で取り外し、入れ歯と残っている歯をそれぞれ清掃できます。

06 

すべての症例に適応できるわけではない

欠損している歯の位置、噛み合わせ、残っている歯の強度、利用できるスペースなどによっては製作できない場合があります。

一般的なレジン床義歯・金属床義歯・コンティースの口腔内側面積の比較 

一般的なレジン床義歯・金属床義歯・コンティースの設計比較イメージです。実際の設計は患者様のお口の状態によって異なります。

スマイルデンチャーとは

金属の留め具を使わないスマイルデンチャー
スマイルデンチャーは、金属製のクラスプが外から見えることへ配慮した部分入れ歯です。
一般的な保険の部分入れ歯では、残っている歯へ金属の留め具を掛けて入れ歯を維持します。歯の位置によっては、笑ったときや会話をしたときに金属が見える場合があります。
スマイルデンチャーでは、歯ぐきに近い色調の樹脂を残っている歯の周囲へ沿わせ、外から見える金属クラスプを使わずに入れ歯を維持します。
樹脂に柔軟性があるため、一般的な保険のレジン床義歯より床部分を薄く設計できる場合があります。ただし、金属を用いた入れ歯と比較すると、耐久性や修理方法に制限が生じることがあります。

金属クラスプが見える入れ歯との外観の違い

金属クラスプが見える例
金属クラスプが外から見える部分入れ歯の例  

歯の表面へ金属製の留め具を掛ける設計では、装着する位置によって金属が外から見える場合があります。

スマイルデンチャー装着例
スマイルデンチャー装着時の外観例  

歯ぐきに近い色の樹脂を使用することで、金属の留め具が外から見えないよう配慮できます。

※見え方や仕上がりには個人差があります。歯の位置、口元の動き、入れ歯の設計などによって異なります。

スマイルデンチャーの特徴

01 

外から見える金属クラスプを使わない

歯へ掛ける部分を歯ぐきに近い色の樹脂で製作するため、部分入れ歯であることが目立ちにくい設計です。

02 

薄く軽くできる場合がある

柔軟性のある樹脂を使用することで、一般的な保険のレジン床義歯より薄く設計できる場合があります。

03 

少数歯欠損・中間歯欠損などで検討

歯と歯の間にある少数の欠損などで適応を検討します。多数歯欠損や一番奥の歯がない遊離端欠損では、金属床を併用する設計が必要になる場合があります。

04 

取り外して清掃できる

食後や就寝前に取り外し、専用ブラシと入れ歯用洗浄剤を使用して清掃します。

05 

経年変化や破損の可能性がある

使用年数や噛む力によって、樹脂の変色、変形、摩耗、破損などが起こる場合があります。

06 

修理・調整に制限がある場合がある

一般的なレジン床義歯と比べ、院内で行える修理や歯の追加に制限があり、技工所での修理または再製作が必要になる場合があります。

スマイルデンチャーとコンティースの比較

比較項目 スマイルデンチャー コンティース
主な目的 金属クラスプを外から目立ちにくくする 見た目に加えて、厚みや口腔内側の面積にも配慮する
外から見える金属 金属クラスプを使わない設計が基本 外側から金属が見えにくい設計
口腔内側の構造 樹脂を主体として製作 必要最小限のチタン構造を使用
厚み・面積 保険のレジン床より薄くできる場合がある 金属部分を薄くし、口腔内側を覆う面積を抑えやすい
安定性 欠損の位置や残っている歯の状態によって異なる チタン構造によって安定性を確保することを目指す
耐久性 変形・摩耗・破損・再製作が必要になる場合がある 金属構造を使用するが、破損や変形が起こらないわけではない
主な適応 少数歯欠損・中間歯欠損など 中間歯欠損など、設計条件を満たす症例
費用 132,000円(税込)〜 385,000円(税込)〜

※比較は一般的な傾向です。実際の設計、厚み、安定性、装着感、耐久性は症例によって異なります。

どちらの入れ歯が向いていますか?

スマイルデンチャーを検討しやすい方

  • 外から見える金属の留め具が気になる方
  • 前歯に近い位置の欠損がある方
  • 少数歯欠損や中間歯欠損の方
  • 保険の入れ歯より薄い設計を希望する方
  • 費用を抑えながら見た目に配慮したい方

コンティースを検討しやすい方

  • 入れ歯の厚みや異物感が気になる方
  • 舌の動きや発音への影響を抑えたい方
  • 口腔内側を広く覆わない設計を希望する方
  • 外から金属が目立ちにくい入れ歯を希望する方
  • 残っている歯を大きく削ることを避けたい方
ご希望だけで製品を決定するのではなく、残っている歯が入れ歯を支えられるか、入れ歯を配置するスペースがあるか、噛む力に耐えられる設計が可能かを確認します。

治療前に必要な診察

残っている歯の状態

むし歯、歯周病、歯の動揺、被せ物の状態などを確認します。入れ歯を支える歯に問題がある場合は、先に治療が必要です。

欠損している歯の位置

歯と歯の間の中間欠損か、一番奥の歯がない遊離端欠損かによって、適する設計が異なります。

噛み合わせ・噛む力

噛み合わせが強い方や歯ぎしり・食いしばりがある方では、破損や残存歯への負担を考慮します。

顎の骨・粘膜の状態

入れ歯を支える歯ぐきの形、粘膜の厚み、顎の骨の吸収などを確認します。

治療の流れ

STEP
01

カウンセリング・診察

現在の入れ歯のお悩み、見た目、装着感、ご希望などを伺い、お口の中を診察します。

STEP
02

検査・治療計画

残っている歯、歯周組織、噛み合わせ、欠損部の状態を確認し、適する入れ歯と費用をご説明します。

STEP
03

必要な前処置

むし歯、歯周病、不適合な被せ物などがある場合は、入れ歯を製作する前に治療します。

STEP
04

型取り・噛み合わせの記録

お口の形を精密に記録し、上下の歯の位置や噛み合わせを確認します。

STEP
05

設計・製作

歯科技工所と連携し、患者様のお口に合わせてスマイルデンチャーまたはコンティースを製作します。

STEP
06

装着・調整

入れ歯の適合、噛み合わせ、見た目、痛みの有無などを確認し、必要な調整を行います。

STEP
07

定期的な確認

使用開始後も、痛み、緩み、噛み合わせ、残っている歯の状態などを定期的に確認します。

費用

スマイルデンチャー
132,000円(税込)〜  

金属クラスプを外から目立ちにくくした部分入れ歯です。

コンティース
385,000円(税込)〜  

口腔内側のチタン部分を小さく薄く設計することを目指した部分入れ歯です。

費用に関する注意事項

  • 欠損している歯の本数、位置、設計、使用材料によって費用が変わります。
  • 診察後に治療内容とお見積りをご説明します。
  • むし歯・歯周病・抜歯・被せ物などの前処置が必要な場合は、別途費用がかかります。
  • 使用後の調整、修理、人工歯の追加、再製作などには、別途費用がかかる場合があります。
  • スマイルデンチャーとコンティースは自費診療です。

入れ歯を長く使用するためのお手入れ

01 

食後に取り外して洗う

流水下で入れ歯専用ブラシを使用し、食べかすや歯垢をやさしく除去します。

02 

歯磨き粉を使用しない

一般的な歯磨き粉には研磨剤が含まれており、入れ歯表面へ細かな傷をつける場合があります。

03 

専用洗浄剤を使用する

材質に適合した入れ歯用洗浄剤を使用してください。使用できる洗浄剤は装着時にご案内します。

04 

熱湯を使用しない

高温のお湯によって樹脂が変形する可能性があります。水またはぬるま湯で洗浄してください。

05 

残っている歯も清掃する

入れ歯を支える歯の周囲には汚れがたまりやすいため、歯ブラシや補助清掃用具で清掃します。

06 

定期的に調整を受ける

顎の骨や粘膜、残っている歯、噛み合わせは時間とともに変化します。痛みがなくても定期的な確認が必要です。

主なリスク・デメリット

  • 装着直後には異物感、圧迫感、発音しにくさ、唾液の増加などが生じる場合があります。
  • 粘膜へ強く当たり、痛み、傷、口内炎などが生じる場合があります。
  • 入れ歯を支える残存歯へ負担がかかり、動揺、むし歯、歯周病などが進行する可能性があります。
  • 噛む力や使用状況によって、人工歯や樹脂部分の摩耗、変形、破折、脱離などが起こる場合があります。
  • スマイルデンチャーは樹脂の経年変化により、変色、においの付着、弾力性の変化などが生じる場合があります。
  • コンティースも金属部分や樹脂部分が破損・変形しないことを保証するものではありません。
  • 修理や人工歯の追加が難しく、技工所での修理または入れ歯全体の再製作が必要になる場合があります。
  • 顎の骨や粘膜の変化により、入れ歯が緩くなったり噛み合わせが変化したりする場合があります。
  • 装着感や見た目の感じ方には個人差があります。
  • 欠損部位、残存歯、噛み合わせなどによっては、希望する入れ歯を製作できない場合があります。
  • 材料に対するアレルギー反応が起こる可能性があります。
  • 適切な清掃と定期的な検診を行わない場合、口臭、粘膜の炎症、むし歯、歯周病などの原因になることがあります。

よくあるご質問

スマイルデンチャーとコンティースは、どちらが優れていますか?
一律にどちらが優れているとはいえません。見た目を主に重視する場合、厚みや口腔内側の面積も重視する場合など、ご希望とお口の状態によって適する入れ歯が異なります。
コンティースには金属が使われていますか?
はい。口腔内側の構造に主にチタンを使用します。外から金属が見えにくく、口腔内側の金属面積を必要最小限に抑えることを目指した設計です。
スマイルデンチャーは完全に金属を使用しない入れ歯ですか?
標準的なスマイルデンチャーは、外から見える金属クラスプを使わない設計です。ただし、欠損歯数や噛み合わせによっては、強度や安定性を確保するために金属を併用するタイプを検討する場合があります。
すべての部分入れ歯をコンティースにできますか?
できません。欠損している歯の位置、残っている歯の状態、噛み合わせ、利用できるスペースなどによっては製作できない場合があります。
総入れ歯にもスマイルデンチャーを使用できますか?
スマイルデンチャーは基本的に部分入れ歯です。すべての歯を失っている場合は、総入れ歯に適した別の材料や設計をご案内します。
入れ歯を装着すれば、すぐに違和感なく使用できますか?
新しい入れ歯に慣れるまでには時間が必要です。装着直後には異物感、発音の変化、粘膜の痛みなどが生じる場合があり、数回の調整が必要になることがあります。
どのくらい長く使用できますか?
明確な使用年数を一律に示すことはできません。噛む力、欠損歯数、清掃状態、残っている歯や顎の変化などによって、修理や再製作が必要になる時期は異なります。
壊れた場合は修理できますか?
破損した位置や程度によっては修理できますが、材料や設計上、一般的な保険の入れ歯より修理が難しい場合があります。状態によっては再製作が必要です。
保険は適用されますか?
スマイルデンチャーとコンティースは自費診療です。保険診療の部分入れ歯も含め、それぞれの特徴と費用をご説明します。
現在使用している入れ歯から作り替えられますか?
ご相談いただけます。現在の入れ歯、残っている歯、噛み合わせなどを確認し、スマイルデンチャーまたはコンティースへ変更できるか判断します。

新宿で目立ちにくい入れ歯をご検討の方へ

部分入れ歯では、見た目だけでなく、噛み合わせ、入れ歯の安定性、残っている歯への負担、お手入れのしやすさを含めた設計が重要です。
スマイルデンチャーは、外から見える金属クラスプへ配慮した入れ歯です。コンティースは、見た目に加えて、口腔内側の金属面積や厚みを抑えることを目指した入れ歯です。
現在の入れ歯の金属が見える、厚みや異物感が気になる、ブリッジやインプラント以外の方法を検討したい方は、新宿かえで歯科・形成外科へご相談ください。

※スマイルデンチャーは株式会社三和デンタルの登録商標です。