毛穴のお悩みについて

毛穴は、皮脂を皮膚表面へ排出するために必要な皮膚の構造です。誰にでも存在するため、毛穴そのものを完全になくすことはできません。
一方で、皮脂分泌、角質の詰まり、肌の乾燥、紫外線、加齢による皮膚の変化、ニキビやニキビ跡などが重なると、毛穴が大きく開いて見える、黒ずんで見える、皮膚表面が凹凸に見えるといったお悩みにつながります。
一般に「毛穴の開き」と呼ばれていても、毛穴に角栓が詰まっている状態と、皮脂分泌によって毛穴が目立つ状態、皮膚の弾力低下によって縦長に見える状態では、必要な対応が異なります。
新宿かえで歯科・形成外科では、毛穴の形、角栓や黒ずみ、皮脂量、ニキビ、ニキビ跡、皮膚の乾燥やたるみなどを確認し、現在の状態に適した治療やスキンケアをご案内します。
毛穴の診察で確認する主なポイント
角栓・黒ずみ
毛穴の中に皮脂や角質が詰まっているか、黒い点として見えているかを確認します。

皮脂分泌
額や鼻、頬などの皮脂量と、毛穴が目立つ部位との関係を確認します。

ニキビ・ニキビ跡
毛穴詰まり、炎症性ニキビ、浅いクレーターなどが混在していないかを確認します。

皮膚の質感
乾燥、キメの乱れ、弾力低下、凹凸など、毛穴周囲の皮膚を確認します。

毛穴が目立つ主な状態

毛穴のお悩みには、複数の種類があります。一つだけではなく、角栓、皮脂、たるみ、ニキビ跡などが重なっている場合もあります。
01
詰まり毛穴
毛穴の中へ皮脂や角質がたまり、白色または皮膚色の小さな盛り上がりとして見える状態です。毛穴詰まりがニキビの初期症状である面皰に該当する場合もあります。

02
黒ずみ毛穴
毛穴の出口が開き、内部にたまった皮脂や角質が黒く見える状態です。開放面皰のほか、毛や影によって黒く見えている場合もあります。

03
皮脂による開き毛穴
皮脂分泌が多い額、鼻、頬などで、毛穴の出口が丸く開いて見える状態です。ニキビや角栓を伴うことがあります。

04
乾燥によって目立つ毛穴
皮膚が乾燥してキメが乱れると、毛穴周囲に影ができ、実際の大きさ以上に毛穴が目立って見えることがあります。

05
たるみ毛穴
加齢や紫外線などによる皮膚の弾力低下に伴い、頬を中心に毛穴が縦長や涙形に見える状態です。複数の毛穴が連なって見える場合もあります。

06
ニキビ跡による凹凸
強い炎症によって皮膚組織が損傷すると、毛穴の開きに似た小さなへこみや、クレーター状の凹凸が残る場合があります。

毛穴が目立つ主な要因

毛穴の見え方には、皮脂や角質だけでなく、皮膚の水分量、弾力、過去の炎症なども関係します。
皮脂分泌
皮脂量が多いと毛穴の中へ皮脂がたまりやすくなり、毛穴の開きや角栓につながる場合があります。
角質の詰まり
毛穴の出口に角質がたまると、皮脂が排出されにくくなり、白ニキビや黒ニキビが形成される場合があります。
乾燥
皮膚表面が乾燥してキメが乱れると、毛穴の輪郭や影が強調されることがあります。
紫外線
紫外線による皮膚への継続的な刺激は、乾燥や弾力低下に関係し、毛穴の見え方へ影響する場合があります。
ニキビの炎症
炎症が皮膚の深い部分へ及ぶと、毛穴周囲の組織が損傷し、凹凸やクレーターとして残る場合があります。
摩擦や誤ったケア
強い洗顔、毛穴パックの繰り返し、角栓を押し出す行為などが、赤みや炎症を起こす原因となることがあります。
皮膚の弾力低下
毛穴周囲の皮膚を支える力が低下すると、丸い毛穴が縦長に広がって見える場合があります。
化粧品や整髪料
肌に合わない化粧品や油分の多い製品が、毛穴詰まりに影響する場合があります。

毛穴の黒ずみはすべて汚れではありません

鼻や頬に見える黒い点は、洗顔で落とせる表面の汚れだけとは限りません。毛穴内部の角栓、開放面皰、細い毛、色素沈着、毛穴の影などが黒ずみのように見える場合があります。
角栓
皮脂と角質が毛穴へたまった状態
毛穴の出口に白色や黄色の角栓が見えることがあります。毛穴が開いている場合は、表面が黒く見えることもあります。

面皰
ニキビの初期病変
毛穴に皮脂がたまり、白ニキビや黒ニキビとなっている場合です。炎症が加わると赤ニキビへ進行することがあります。

細い毛が毛穴内部で目立つ状態
鼻などでは、複数の細い毛が一つの毛穴から見え、黒ずみのように見える場合があります。

毛穴や凹凸によって生じる影
毛穴の開きや浅いクレーターによって皮膚表面に影ができ、黒い点として見えることがあります。

洗顔を繰り返しても改善しない場合は、汚れではなく毛穴内部や皮膚構造の問題である可能性があります。強く洗うほど改善するとは限りません。

このような毛穴のお悩みはご相談ください

  • 鼻や頬の毛穴が目立つ
  • 毛穴に白い角栓が詰まっている
  • 鼻に黒い点が多数見える
  • 皮脂やテカリが気になる
  • 頬の毛穴が縦長に見える
  • 肌のキメが粗く見える
  • ファンデーションが毛穴へ入り込む
  • 毛穴周囲に赤みがある
  • 白ニキビや黒ニキビを繰り返している
  • ニキビ跡の浅い凹凸が気になる
  • 市販の毛穴ケアで改善しない
  • 自分の毛穴の種類が分からない
赤く腫れたニキビ、膿を伴うニキビ、痛みのあるしこりなどが多数ある場合は、毛穴の美容治療よりも、現在のニキビや炎症に対する診療を優先することがあります。

毛穴詰まりとニキビの関係

ニキビは、皮脂分泌が多くなり、毛穴の出口が詰まって、毛穴内部に皮脂がたまることから始まります。
毛穴内部へ皮脂がたまった状態は面皰と呼ばれ、毛穴の出口が閉じているものが白ニキビ、毛穴の出口が開いて黒く見えるものが黒ニキビです。
面皰を放置すると必ず炎症するわけではありませんが、毛穴内部で炎症が起こると、赤みや腫れ、膿を伴うニキビへ進行する場合があります。
毛穴詰まりやニキビが多数ある場合は、レーザーによる肌質治療だけでなく、毛穴詰まりや炎症そのものに対する治療が必要です。
詳しい内容は、ニキビ・ニキビ跡のページをご確認ください。


ニキビ・ニキビ跡について

当院の毛穴治療

毛穴の状態を診察します

毛穴の開き、黒ずみ、角栓、皮脂、乾燥、たるみ、ニキビ跡などを確認し、どの要素が毛穴を目立たせているかを判断します。
毛穴詰まりや炎症性ニキビが強い場合は、レーザー施術をすぐに行わず、先にニキビや面皰に対する治療をご案内することがあります。

ルビートーニング

当院では、Qスイッチルビーレーザーを低出力で広範囲に照射するルビートーニングを行っています。
レーザーの刺激によって皮膚の質感を整え、軽度の毛穴の目立ち、肌のキメ、浅い凹凸、浅いニキビ跡などの改善を目指す治療です。
ただし、角栓や面皰による毛穴詰まりが強い場合、深いクレーターがある場合、皮膚のたるみが強い場合などには、ルビートーニングだけでは十分な変化を得られないことがあります。
毛穴の状態や希望する変化によっては、一定の間隔を空けて複数回の施術をご案内します。ルビートーニングは自費診療です。
ルビートーニングの適応を考えるポイント
軽度の毛穴の目立ち
皮膚の質感やキメとともに毛穴が目立っている場合は、適応を検討します。

浅い凹凸
毛穴周囲の軽度な凹凸や浅いニキビ跡では、状態を確認して施術を検討します。

毛穴詰まりの程度
角栓や面皰が多数ある場合は、先に詰まりへの対応が必要になることがあります。

必要な施術回数
1回だけでは十分な変化を得られず、複数回の施術が必要になる場合があります。

ルビートーニングが適さない場合

毛穴が目立つ方のすべてに、ルビートーニングが適しているわけではありません。毛穴の原因や皮膚の状態によっては、別の治療や経過観察を優先します。
毛穴詰まりが強い
角栓、白ニキビ、黒ニキビなどが多数ある場合は、レーザーより先に面皰への対応が必要になることがあります。
炎症性ニキビが多い
赤み、腫れ、膿を伴うニキビが多数ある場合は、炎症を抑える治療を優先します。
深いクレーターがある
遠目からも分かる深いへこみや大きな凹凸には、十分な変化を得にくい場合があります。
皮膚のたるみが強い
皮膚全体の弛緩によって毛穴が縦長に見えている場合は、ルビートーニングだけでは対応が難しいことがあります。
日焼けをしている
日焼け直後や強く日焼けした皮膚では、レーザーによる副作用のリスクを考慮して施術を延期する場合があります。
湿疹や傷がある
強い乾燥、湿疹、皮膚炎、傷などがある場合は、皮膚が落ち着いてから施術を検討します。

毛穴治療の流れ

STEP 01
問診
毛穴が気になる部位、いつから目立つようになったか、現在のスキンケア、過去の治療歴などを確認します。

STEP 02
診察
角栓、黒ずみ、皮脂、乾燥、ニキビ、ニキビ跡、皮膚のたるみなどを確認します。

STEP 03
治療方針のご説明
ルビートーニングの適応、優先すべきニキビ治療、期待できる変化、治療の限界などをご説明します。

STEP 04
洗顔
メイク、日焼け止め、皮脂などを落としていただきます。

STEP 05
レーザー照射
目を保護し、毛穴が気になる部位へ低出力でレーザーを照射します。

STEP 06
冷却・保湿
照射後の皮膚を冷却し、必要な保湿を行います。

STEP 07
アフターケア
洗顔、保湿、紫外線対策、次回の施術時期などをご案内します。

毛穴を目立ちにくくするためのスキンケア

やさしく洗顔する

毛穴の黒ずみが気になっても、洗顔料を長時間つける、強くこする、洗顔ブラシを繰り返し使用するなどの過度な洗顔は避けてください。

保湿を行う

皮膚が乾燥するとキメが乱れ、毛穴周囲の影が目立つことがあります。洗顔後は肌の状態に合った保湿を行います。

角栓を無理に押し出さない

指や爪、器具などで角栓を強く押し出すと、毛穴周囲に炎症、出血、色素沈着、傷跡などが生じる可能性があります。

毛穴パックを繰り返さない

粘着力の強い毛穴パックを頻繁に使用すると、角質や皮膚表面へ負担がかかり、赤みや乾燥につながる場合があります。

紫外線対策を行う

紫外線は皮膚の乾燥や弾力低下、色素沈着に関係します。日焼け止め、帽子、日傘などを使用してください。

肌に合う化粧品を選ぶ

化粧品や整髪料の使用後に毛穴詰まりやニキビが増える場合は、使用する製品や塗布する範囲を見直します。

施術前にお知らせいただきたいこと

  • 現在使用しているニキビ治療薬がある
  • レチノールなど刺激のある化粧品を使用している
  • ほかの医療機関でレーザー施術を受けている
  • 過去のレーザー治療で強い反応が出た
  • ケロイドや盛り上がる傷跡ができやすい
  • 薬剤や化粧品のアレルギーがある
  • 最近強い日焼けをした
  • 施術後に日焼けする予定がある
  • 妊娠中、授乳中、または妊娠の可能性がある
  • 皮膚に湿疹、傷、感染などがある
使用している薬剤や化粧品、ほかの美容施術との間隔によって、ルビートーニングの実施時期を調整する場合があります。

ルビートーニングに伴う主なリスク・副作用

照射時の痛み
輪ゴムではじかれたような刺激や軽い熱感を感じる場合があります。
赤み・腫れ・ほてり
照射後に一時的な赤み、腫れ、熱感などが生じる場合があります。
乾燥・かゆみ
施術後に皮膚が乾燥し、つっぱり感やかゆみが生じる場合があります。
水疱・かさぶた
皮膚の反応が強い場合には、水疱、かさぶた、表皮の損傷などが生じる可能性があります。
色素沈着
レーザーの刺激や施術後の日焼けによって、皮膚の色が一時的または長期的に濃くなる場合があります。
色素脱失
まれに施術部位の色が周囲より白くなる可能性があります。
ニキビや皮疹の発生
施術後に一時的なニキビ、ぶつぶつ、かゆみなどが現れる場合があります。
十分な変化が得られない可能性
毛穴の原因や程度によっては、施術を行っても希望する変化を得られない場合があります。
複数回の施術
毛穴の状態や希望する変化によっては、複数回の施術が必要です。
再び目立つ可能性
施術後も、皮脂分泌、毛穴詰まり、紫外線、加齢などによって毛穴が再び目立つ場合があります。

毛穴に関するよくある質問

毛穴を完全になくすことはできますか?
毛穴は皮脂を排出するために必要な皮膚の構造であり、完全になくすことはできません。毛穴が目立つ原因を確認し、目立ちにくい状態を目指します。

鼻の黒ずみは洗顔で落とせますか?
表面の汚れであれば洗顔で落ちる場合がありますが、角栓、開放面皰、細い毛、色素、毛穴の影などは洗顔だけでは改善しないことがあります。

角栓は自分で押し出してもよいですか?
強く押し出すと、炎症、出血、色素沈着、傷跡などにつながる可能性があります。繰り返し詰まる場合は、医療機関へご相談ください。

毛穴パックを使えば毛穴は小さくなりますか?
表面の角栓が一時的に除去される場合がありますが、毛穴そのものを恒久的に小さくするものではありません。頻繁な使用は赤みや乾燥につながる可能性があります。

毛穴の黒ずみと黒ニキビは同じですか?
黒ニキビが黒ずみとして見える場合がありますが、すべての黒ずみが黒ニキビとは限りません。角栓、毛、色素、影などが黒く見えている場合もあります。

ルビートーニングは毛穴詰まりにも効果がありますか?
毛穴詰まりが強い場合には、ルビートーニングが適さないことがあります。角栓や面皰の状態を確認し、必要に応じて詰まりへの治療を優先します。

ルビートーニングは1回で毛穴が目立たなくなりますか?
変化の現れ方には個人差があります。毛穴の状態や希望する変化によっては、一定の間隔を空けて複数回の施術が必要です。

深いクレーターにもルビートーニングは適していますか?
浅い凹凸では適応を検討できますが、遠目からも分かるような深いクレーターでは、十分な変化を得にくい場合があります。

赤ニキビがあっても毛穴治療を受けられますか?
炎症の程度によって異なります。赤く腫れたニキビや膿を伴うニキビが多数ある場合は、先にニキビ治療を行うことがあります。

ルビートーニング後にメイクはできますか?
強い赤み、水疱、皮膚の損傷などがなければ、施術後の皮膚を確認したうえでご案内します。こすらず、刺激の少ない方法で行ってください。

毛穴治療は保険診療ですか?
毛穴の見た目を整えることを目的とするルビートーニングは自費診療です。毛穴詰まりがニキビに該当し、保険診療で認められた治療を行う場合には、保険が適用されることがあります。

男性でも毛穴治療を受けられますか?
受けられます。皮脂量、髭剃りによる刺激、ニキビ、使用しているスキンケア製品などを確認して治療方針をご案内します。

新宿で毛穴治療をご検討の方へ

毛穴の開きや黒ずみは、皮脂や角栓だけでなく、乾燥、ニキビ、ニキビ跡、皮膚の弾力低下など、複数の要素によって目立つことがあります。
毛穴詰まりが強い状態へレーザーを照射しても、十分な変化を得られない場合があります。まず毛穴が目立つ原因を確認し、現在の状態に合う治療を選ぶことが重要です。
鼻や頬の毛穴の開き、黒ずみ、角栓、皮脂、浅いニキビ跡や肌の凹凸でお悩みの方は、新宿かえで歯科・形成外科へご相談ください。